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J-GLOBAL ID:201102270801701210   整理番号:11A0145699

堆肥バイオリアクタを使用した鉱山流出水からの重金属の除去

Heavy metals removal from mine runoff using compost bioreactors
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号: 14  ページ: 1533-1546  発行年: 2010年12月14日 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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透水性バイオリアクタは鉱山流出水の処理に適用可能な方法として注目されている。本論文では,アイダホ州北部の鉱山からの流出水を処理する現場規模のバイオリアクタ(肥料40%,麦わら20%,砂利40%で構成)を調査すると共に,同じ混合物で構成された実験室規模のバイオリアクタで同一の鉱山流出水を処理し,両者を比較した。実験室規模のバイオリアクタは直径15.2cm,長さ168cmの円筒容器で,肥料30%,乾燥アルファルファ30%,砂利40%で構成されている。また現場規模のバイオリアクタの大きさは幅4.3m,深さ1.5m,長さ143mである。実験では同一の鉱山流出水を使用し,2種類の反応器の入り口と出口でpH,酸化還元電位,硫酸イオンと硫化水素濃度,アルカリ度,金属元素(アルミニウム,ヒ素,カドミウム,銅,鉄,マンガン,ニッケル,鉛,亜鉛)濃度を測定した。実験の結果,金属元素の除去率は,マンガンを除き,両方のシステムで良好であった。また両方のシステムで,細菌介在硫酸塩除去と付随する金属硫化物錯体の証拠が認められた。しかし,実験室規模のバイオリアクタは現場規模のバイオリアクタと比較して,大部分の移動できない金属を除去できた。これは硫酸還元菌に依存するものと考えられた。現場規模のバイオリアクタにおける金属除去の主たるメカニズムは吸着であると考えられた。両方の反応器間の金属除去メカニズムの違いは水理学的滞留時間によるものと考えられた。
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分類 (4件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  下水,廃水の物理的処理  ,  排水処理  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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