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J-GLOBAL ID：201102270829951395   整理番号：11A0135700

誘電凝固試験: 静脈血栓症リスク推定の新方法

Dielectric Coagulometry: A New Approach To Estimate Venous Thrombosis Risk

著者 (7件)： HAYASHI Yoshihito (Sony Corp., Tokyo, JPN) ,  KATSUMOTO Yoichi (Sony Corp., Tokyo, JPN) ,  OMORI Shinji (Sony Corp., Tokyo, JPN) ,  YASUDA Akio (Sony Corp., Tokyo, JPN) ,  ASAMI Koji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAIBARA Makoto (Inst. Physical and Chemical Res.(RIKEN), Saitama, JPN) ,  UCHIMURA Isao (Tokyo Medical and Dental Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 23  ページ： 9769-9774  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静脈血栓のリスクを調べる方法として血液の誘電的凝固試験の有効性を提案した。予備試験的に,ウサギ,ウシおよびウマの赤血球フィブリノーゲンを含む懸濁液の誘電スペクトルを測定し,トロンビンの添加量によって凝固速度を調整できることを認めた。次いで,ヒトの全血について1MHz近辺の振動で誘電率の時間依存性を測定し,レオロジー的に求めた凝固時間に良く一致することを認めた。初期段階の誘電率の増加は局部的な赤血球の凝固による系の不均一化によるもので,凝集がさらに進むと沈殿が生じ誘電率が低下した。これらの現象に基いて本提案の誘電的凝固測定法が深部静脈血栓症のリスク評価に有効なことが明らかになった。

シソーラス用語： 血栓症 ,  スペクトル ,  ウサギ ,  ウシ ,  ウマ ,  ヒト ,  赤血球 ,  *血液凝固検査 ,  *誘電率 ,  *深部静脈血栓症 ,  リスク評価
準シソーラス用語： 静脈血栓 ,  誘電スペクトル

分類 (2件)： 血液の臨床医学一般  (GK01030Y) ,  赤血球  (EJ03020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 凝固 ,  試験 ,  静脈血栓症 ,  リスク ,  推定