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J-GLOBAL ID：201102270873858360   整理番号：11A0294489

量子化器配列相関検出及び透かし復号化の雑音利得

Noise Benefits in Quantizer-Array Correlation Detection and Watermark Decoding

著者 (2件)： PATEL Ashok (Univ. Southern California, CA, USA) ,  KOSKO Bart (Univ. Southern California, CA, USA)
資料名： IEEE Transactions on Signal Processing  (IEEE Transactions on Signal Processing)
巻： 59  号： 2  ページ： 488-505  発行年： 2011年02月 
JST資料番号： C0228A  ISSN： 1053-587X  CODEN： ITPRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子化器アレイを用いた非線形相関器によるNP(Neyman-Pearson)信号検出及び最尤(ML)型信号検出の確率共鳴について述べる。各量子化器は雑音のある入力に独立な雑音を加え,この2重に雑音のあるデータを2進値に量子化する。アレイ出力は各量子化器出力の和である。本論文の定理1では一定信号のNP検出において雑音利得が存在するための必要十分条件を示す。これは検出確率P_Dの雑音による係数が正,すなわちdP_D/dσ_N>0の条件を示すものである。また系1は未知振幅既知系列ML検出の場合の同様な条件を与える。説明例として画像Lenaに陰陽図透かしマークを埋め込んだ場合にピクセル検出誤りを33%以上改善できることを示す。

シソーラス用語： 量子化器 ,  *量子化雑音 ,  利得 ,  信号検出論 ,  *相関器 ,  非線形系 ,  *電子透かし ,  *復号化 ,  共鳴 ,  *最尤法 ,  十分条件 ,  必要条件
準シソーラス用語： *Neyman-Pearson検出 ,  *確率共鳴 ,  必要十分条件

分類 (1件)： 信号理論  (ND02020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 量子化器 ,  相関検出 ,  透かし ,  復号化 ,  雑音 ,  利得