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J-GLOBAL ID：201102270959329092   整理番号：11A1329326

海洋の放射性物質の動態と計測

著者 (1件)： 廣瀬勝己 (上智大 理工)
資料名： ぶんせき
号： 8  ページ： 446-450  発行年： 2011年08月05日 
JST資料番号： S0128B  ISSN： 0386-2178  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所事故の結果,海水中の放射性物質濃度は緊急レベル(例:排水口近くの表面水の¹³⁷Cs濃度は1.5kBq/L)から大気核実験によるバックグラウンド濃度(2000年代の海洋表面の¹³⁷Cs濃度は1~2mBq/L,深海では0.01mBq/L以下)まで極めて大きな濃度幅を示すことになった。海水試料の採取,緊急時のγ線放出核種(¹³¹I,¹³⁴Cs,¹³⁷Csなど)の測定,放射性Cs(¹³⁷Cs,¹³⁴Cs)の測定,⁹⁰Srの分析とPuの各種分析について解説した。

シソーラス用語： 発電所 ,  原子炉事故 ,  *海洋汚濁 ,  *汚染物質 ,  穴 ,  出入口 ,  表面水 ,  試料採取 ,  γ線 ,  セシウム137 ,  ヨウ素131 ,  ストロンチウム90 ,  プルトニウム ,  *水質試験 ,  *放射性汚染物質
準シソーラス用語： セシウム134 ,  排水口 ,  福島第一原子力発電所 ,  *放射能汚染物質

分類 (2件)： 水中の汚染物質の放射化学的分析  (CC06080I) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (16件)：

• HIROSE, K. Plutonium in the Environment. 2001, 251
• AOYAMA, M. The Scientific World JOURNAL. 2004, 4, 200
• AOYAMA, M. Prog. Oceanogr. 2011, 89, 7
• POVINEC, P. P. Prog. Oceanogr. 2011, 89, 17
• SANCHEZ-CABEZA, J. A. Prog. Oceanogr. 2011, 89, 38

タイトルに関連する用語 (3件)： 海洋 ,  放射性物質 ,  計測