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J-GLOBAL ID：201102270990461152   整理番号：11A0905109

熱伝導率と電気絶縁性が高いカーボンナノチューブ/高分子複合材料に対する新しいモルフォロジーモデル

A novel morphological model for carbon nanotube/polymer composites having high thermal conductivity and electrical insulation

著者 (4件)： MORISHITA Takuya (Toyota Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN) ,  MATSUSHITA Mitsumasa (Toyota Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN) ,  KATAGIRI Yoshihide (Toyota Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN) ,  FUKUMORI Kenzo (Toyota Central R&D Labs., Inc., Aichi, JPN)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 21  号： 15  ページ： 5610-5614  発行年： 2011年04月21日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNT)の高熱伝導性で高分子材料の熱伝導性を改善する時に電気伝導性で絶縁性を妨げないモルフォロジーで両立させた。CNTと高分子の自己組織化でCNT/高分子複合部をシェル成分で封入したドメインを高分子マトリックス中に分散させてCNTを選択的に局在化した形態にできた。多層CNT,ポリ(1,4-フェニレンスルフィド),高密度ポリエチレン,ポリ(エチレン-co-メタクリル酸グリシジル)を混合し,290°Cで2軸溶融混練機処理してペレットとした。これによる製品は体積抵抗率がPPSと同等で熱伝導率が4倍になった。この設計図によるテーラーメイド複合材でCNTに各種の用途が生まれるであろう。

シソーラス用語： *熱伝導率 ,  電気伝導率 ,  *両立性 ,  *ハイブリッド複合材料 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *モルフォロジー ,  シェル構造 ,  閉込め ,  分散化 ,  *自己組織化 ,  高密度ポリエチレン ,  ポリスルフィド重合体 ,  ポリアリーレンスルフィド ,  ポリメタクリル酸グリシジル ,  ポリエチレン ,  共重合体
準シソーラス用語： ドメイン ,  局在化 ,  高分子マトリックス ,  *高分子材料 ,  体積抵抗率 ,  *電気絶縁性 ,  *溶融混練

分類 (3件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱伝導率 ,  電気絶縁性 ,  カーボンナノチューブ ,  高分子複合材料