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J-GLOBAL ID:201102270993338017   整理番号:11A1930389

養豚堆肥化施設における発生源別の臭気物質の挙動

Odor components of swine manure in a composting facility
著者 (6件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 397-404  発行年: 2011年11月25日 
JST資料番号: F0902B  ISSN: 1346-907X  CODEN: NICKA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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畜産経営のうち最も悪臭の苦情件数が多い養豚業の臭気発生状況を明らかにするために豚糞尿堆肥化施設における堆肥原料が含有する臭気物質を調査した。豚糞尿混合物からはトリメチルアミン,硫黄化合物,低級脂肪酸,フェノール類,インドール類が検出された。これを返送堆肥と混合することで各物質の濃度は大幅に減少した。通気式発酵槽に15日間充填し,発酵槽上部の臭気物質濃度を測定した結果,堆肥化開始時にはアンモニア,トリメチルアミン,メチルメルカプタン,硫化メチル,二硫化メチルが高かったが,堆肥化の進行とともに減少し,15日後にはほぼ検出されなくなった。以上のことから,養豚堆肥化施設では豚舎から搬出した糞尿に返送堆肥を加えて速やかに堆肥化することで施設内から発生する臭気を防止できる。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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豚  ,  農業廃棄物の排ガス処理 
引用文献 (24件):
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