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J-GLOBAL ID:201102271023249719   整理番号:11A0564220

イノシトール1,4,5-トリスリン酸3-キナーゼアイソフォームB(IP3KB)は核原形質シャットリングタンパク質であり,皮質アクチンフィラメントおよび核エンベロープの嵌入部で特に豊富である

Human Inositol 1,4,5-Trisphosphate 3-Kinase Isoform B (IP3KB) Is a Nucleocytoplasmic Shuttling Protein Sepcifically Enriched at Cortical Actin Filaments and at Invaginations of the Nuclear Envelope
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巻: 286  号:ページ: 4500-4510  発行年: 2011年02月11日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究では,イノシトール1,4,5-トリスリン酸3-キナーゼアイソフォームB(IP3KB)は免疫細胞の発達において重要な役割を持っていることが明らかとなっている。IP3KBは複数の細胞コンパートメント,それらの間での核移行および細胞質膜の近くにおけるバインディングをターゲットとしている。Bアイソフォームは唯一IP3Kのみにあり,哺乳類の細胞にほとんど遍在して発現している。そのターゲティングレギュレーションのメカニズムを明らかにすることは,細胞小器官カルシウムシグナリングおよび活発なリン酸化されたイノシトールリン酸を調整をリードする経路のコンパートメントに特有のイニシエーションに対するIns(1,4,5)P3のリン酸化を明らかにする上で重要と考える。細胞質輸送因子エクスポーチン(exportin1)依存的な核外移行シグナル(134LQRELQNVQV)を確認し,IP3KB(129RKLR)の核移行に関連するアミノ酸を特徴づけた。これらの2つのターゲティング領域は細胞中の核IP3KBの量を制御する。細胞質膜でのIP3KBの局在は皮質のアクチン構造への結合による事を実証した。これらのターゲティング活性のうち3つは小さなポリペプチドセグメント(アミノ酸104-165)の存在し,マルチターゲティング領域(MTD)として働いている。IP3KBの従来の未知の原子核内の局在は急速に成長するH1299細胞で認められた。IP3KBは特に核陥入で豊富になる。核陥入は核のIns(1,4,5)P3が関与するCa2+シグナリングに関係している事が分かっている。
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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