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J-GLOBAL ID:201102271274071099   整理番号:11A1193761

実験室におけるミズクラゲ及びイシイソゴカイに対するカワハギStephanolepiscirrhiferの摂餌選択性

Feeding preference of threadsail filefish Stephanolepis cirrhifer on moon jellyfish and lobworm in the laboratory
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 12-17  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: L3253B  ISSN: 1880-8247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ミズクラゲ及びイシイソゴカイに対するカワハギStephanolepiscirrhiferの摂餌選択性について調べた。底砂の基質を入れた水槽と同基質を入れない水槽において,30分間,カワハギ稚魚にミズクラゲAurelia sp.と(または)イシイソゴカイPerinereis nuntia vallataを給餌し,ビデオ記録と餌料消費量の測定により,摂餌行動,応答潜時(RL),及び採食に要した時間(餌料を探して摂餌するのに要したトータルの時間)を解析した。さらに,採食の単位時間当たりの有機物の消費量を各餌料生物について推定した。底砂の基質を入れた水槽では,RLは有意に短く,採食時間は有意に長く,そして採食の単位時間当たりの有機物の消費量はイシイソゴカイよりクラゲで大きかった。しかしながら,底砂の基質がない水槽では,逆の傾向が観察された。全試験区において,カワハギは30分間でクラゲについて体重の平均99±25%を消費した。本研究により,イシイソゴカイとクラゲの両方が利用できる場合,クラゲよりイシイソゴカイを好んだが,クラゲのみが見える場合は,クラゲを選択することが明らかになった。これらの結果より,頻発するクラゲの大発生により,カワハギによるクラゲの摂餌の確率を増大させることが考えられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  魚類以外の水産動物  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (5件):
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