抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで,内装用材として既に活用されているもの,および活用が期待されているものについて,その形状からボード形状・シート形状・ひも形状に分類し,研究を進めてきた。本報では,自然の材料で作られているひも形状素材について,利用の指針とすることを目的にSD法を用いた視覚および視触覚についての感覚評価実験をおこなった。因子分析の結果,視覚・視触覚ともに「品格」「量感」「手触り感」「新鮮感」「開放感」の5因子が抽出された。さらに20種のひも形状素材について因子間布置図を作成した結果,視覚,視触覚いずれも表面が粗い材は品格に欠けると判断され,目が細かい,スムースな材が品格があると判断されていること,同じ原料でもその形状,加工方法によって評価が異なるなど,素材の特性と感覚特性の傾向を把握することができた。(著者抄録)