抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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景観法における景観重要建造物指定制度の運用実態と課題を指摘し,その改善法を提案した。この検討で得られた主な知見は以下の通りである。1)本制度は歴史的建造物の保全制度として機能しており,5割を超える民間個人の所有者に対する経費軽減に役立つ運営法の検討は有意義である。2)対象建造物の適切な管理には物件毎の基準が必要で,定期点検などの具体的な規定を要する。3)特に大都市における相続税の控除については固定資産税や都市計画税を含む優遇措置の検討を要する。4)既存不適格構造物への緩和措置や防火対策への資金援助などの支援対策を要する。5)景観形成支援事業による助成には条例制定などの制約や民間物件への適用性について改善を要する。