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J-GLOBAL ID：201102271766017006   整理番号：11A1639052

鉄触媒を用いた蟻酸の効率的脱水素反応

Efficient Dehydrogenation of Formic Acid Using an Iron Catalyst

著者 (10件)： BODDIEN Albert (Univ. Rostock, Rostock, DEU) ,  BODDIEN Albert (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  MELLMANN Doerthe (Univ. Rostock, Rostock, DEU) ,  GAERTNER Felix (Univ. Rostock, Rostock, DEU) ,  JACKSTELL Ralf (Univ. Rostock, Rostock, DEU) ,  JUNGE Henrik (Univ. Rostock, Rostock, DEU) ,  DYSON Paul J. (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  LAURENCZY Gabor (Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Lausanne, CHE) ,  LUDWIG Ralf (Univ. Rostock, Rostock, DEU) ,  BELLER Matthias (Univ. Rostock, Rostock, DEU)
資料名： Science  (Science)
巻： 333  号： 6050  ページ： 1733-1736  発行年： 2011年09月23日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素は化学工業での基本的な反応物質のひとつであるが,再生可能資源からの生成と安全で可逆的な貯蔵は難問として残っている。蟻酸はこの点で有望な資源であり貯蔵材料である。本報告で,蟻酸からの水素の単分離のための高活性鉄触媒系を提示した。Fe(BF₄)₂・6H₂Oの0.005モル%及びトリス[(2-ジフェニルフォスフィン)エチル]フォスフィンを環境的に優しいプロピレンカーボネート蟻酸溶液に加え,他の添加剤又は塩基なしに,時間当たり9425までのターンオーバー到達回数と92000以上のターンオーバー回転数を得た。その場核磁気共鳴スペクトル,動力学研究,及び密度汎関数理論計算を用いて可能性のある反応メカニズムを説明した。

シソーラス用語： 脱水素反応 ,  *鉄触媒 ,  *水素発生反応 ,  ホスフィン ,  反応機構 ,  脂肪族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  無機酸エステル

分類 (3件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

物質索引 (2件)： ギ酸 ,  プロピレンカーボネート

タイトルに関連する用語 (3件)： 鉄触媒 ,  蟻酸 ,  脱水素反応