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J-GLOBAL ID:201102272073884721   整理番号:11A1130522

強遮光処理によるチャ新芽白葉化技術の各品種への適用

White Leaf Tea Made from Different Cultivars by Strong Shading Treatment
著者 (4件):
資料名:
号: 111  ページ: 77-81  発行年: 2011年06月30日 
JST資料番号: G0753A  ISSN: 0366-6190  CODEN: CHKHB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「星野緑」,「きら香」などは,新芽が黄色みをおびた白葉芽となる白葉品種で,遊離アミノ酸含量が緑葉品種に比べて非常に多く独特な滋味をもち,消費者の注目を浴びつつあるが安定生産には至っていない。そこで,遮光率95~98%の被覆資材を三重で直接被覆した準暗黒条件の強遮光処理区と露天栽培による無処理区を設け,「やぶきた」を始め緑茶用,紅茶用の幅広い差異を持つチャ計7品種を用いて,葉色の測定及び遊離アミノ酸とカテキン類の成分分析を行った。その結果,全ての品種で新芽の白葉化が確認され,遊離アミノ酸含量,特にアスパラギン含量が高まった。また,カテキン類の含量は低下した。以上のことから,強遮光処理は,品種を問わずに適応可能な技術であることが示唆された。
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準シソーラス用語:
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分類 (3件):
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し好料作物  ,  作物の品種  ,  植物に対する影響 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (16件):
  • 1) 森田明雄・一家崇志・国弘彩・鈴木利和・大石哲也・小林栄人・中村順行(2010):日本で栽培されている白葉茶の一番茶新芽の化学成分含量, 茶研報, No.111, 63-72.
  • 2)小林栄人・中村順行・鈴木利和・大石哲也・稲葉清文(2010):光強度がチャ新芽の葉色および成分に及ぼす影響茶研報, No.111, 39-49.
  • 3) 後藤哲久・堀江秀樹・向井俊博(1993):緑茶中の主要アミノ酸のOPAによるプレカラム誘導体化高速液体クロマトグラフィーによる分析, 茶研報, No.77, 29-33.
  • 4) 堀江秀樹・山本(前田)万里・氏原ともみ・木幡勝則(2002):茶葉中カテキン類分析のための抽出方法の検討, 茶研報, No.94, 60-64.
  • 5) 池田奈実子・堀江秀樹・向井俊博・後藤哲久(1993):各茶種用チャ品種の一番茶及び秋芽の個別アミノ酸含量の特徴. 茶研報, No.78, 67-75.
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タイトルに関連する用語 (5件):
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