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J-GLOBAL ID:201102272129812184   整理番号:11A1078108

エネルギー摂取に影響を及ぼすシグナリング蛋白質は老人において非意図的な体重減少に影響を及ぼす

Signaling Proteins that Influence Energy Intake may Affect Unintentional Weight Loss in Elderly Persons
著者 (3件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 864-873  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: H0466A  ISSN: 0002-8223  CODEN: JADAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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70~75歳を過ぎると病気の人も健康な人も平均体重が減少するが,それは食欲が落ちる結果,エネルギー摂取量が減り,体脂肪や筋肉組織量が減少するためである。このいわゆる老化性食欲不振は老人を病理学的体重減少や栄養不足にさせ続け,これがり患率や死亡率の主な原因になる。健康ケア専門家は老化性食欲不振に含まれる多くの要因を理解し,老人を非意図的な体重減少から守るための助力をしなければならない。心理学的,社会的および文化的因子が重要なエフェクターであるが,本稿では心理学的因子について強調する。なぜなら心理学的要因については完全に解明されておらず,また多くの人がこれによる体重変化を本質的に変えることが困難であるからである。モノアミン類,ステロイドホルモン類(グルココルチコイドおよびミネラルコルチコイド),エンドカンナビノイド,および蛋白質は全て体重に影響を及ぼす。本総括ではエネルギー摂取およびエネルギーバランスに影響を及ぼすことが知られている脳,すい臓,脂肪組織および胃腸管由来の蛋白質の分析を老化により変化する因子を特定することを目的に行った。本総括に含まれる論文はPubMedデータベースでキーワードとしてマウス OR ラット OR ヒト AND 老人(aged) OR 加齢(aging) OR 高齢者(Older) OR 高齢者(elderly) AND 成人 AND 食欲不振 OR ”非意図的な体重減少”を用いて検索し,各蛋白質と,論文の参照リストについても考察した。その結果,ある蛋白質は非意図的体重減少の進行に重要であるが,その他は有意な役割を持たないことがわかった。ほとんどの蛋白質が非意図的体重減少に少なからず関わりを持っていると考えられるが,そのことを意図した研究がなされていなかった。老人の非意図的体重減少を防ぐことは重要な目標であり,エネルギーバランスの維持や老人の非意図的体重減少の進行に重要な蛋白質の役割についてのさらなる研究が必要である。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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動物の代謝と栄養一般  ,  生理活性ペプチド  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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