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J-GLOBAL ID:201102272418315989   整理番号:11A1422107

藍藻Synechocystis sp.PCC 6803の[NiFe]-ヒドロゲナーゼはH2産生へ偏りを持って双方向性に働く

The [NiFe]-Hydrogenase of the Cyanobacterium Synechocystis sp. PCC 6803 Works Bidirectionally with a Bias to H2 Production
著者 (6件):
資料名:
巻: 133  号: 29  ページ: 11308-11319  発行年: 2011年07月27日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質膜電気化学によって,藍藻Synechocystis sp.PCC 6803由来双方向性[NiFe]-ヒドロゲナーゼ(HoxEFUYH)の触媒活性と酸化的不活性化について特性決定した。ヘテロ五量体HoxEFUYHの特性は,標準酸素感受性および酸素耐性の2つの取り込み型[NiFe]-ヒドロゲナーゼとも異なっている。HoxEJUYHは,第一に水素酸化とは反対のプロトン還元に偏っている。第二に好気条件で発現するにも拘らず酸素耐性ではないが,Niの不活性状態は酸素除去と還元条件によって急速(<90s)に再活性化される。第三にプロトン還元は,1%酸素存在下で最大速度の25-50%で継続し,双方向で効率的に働く。この珍しい触媒の偏りは,明の好気条件と暗の嫌気条件でスイッチする細胞還元電位の転換が予想されるので,藍藻の生理学的役割に必須である可能性がある。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物の生化学 

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