抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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材料の物性や信頼性といったデータは,あらゆるモノを作るときに必須なデータである.このため従来から多くのデータベースが色々なところで開発されてきた.しかし,それらは個別に開発されており,データの互換性等もない.しかもデータベースはメンテナンスもアップデートされない場合が多い。しかし,材料には様々な種類があり,最近は材料は様々な評価をすることが要求される。信頼性の高いデータは測定に多くの時間がかかる。本講演論文は2006年から2007年までの2年間,NEDO知的基盤創成・利用促進事業のプロジェクトとして実施した材料データベースの共通プラットフォームの開発の状況および課題について述べた。材料のデータを交換するためには,データフォーマットだけでなく,語彙,分類について考える必要がある.本プロジェクトでは,材料の分類(サブスタンス),物性,環境,材料に対する処理という4つのカテゴリに分けてオントロジーを構築した。材料のデータを世界的に共有にできるようにするための国際的な動きも紹介した。