抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヘルスモニタリングの実現を目指した研究の一環として,PZTをセンサ素子とするセンサデバイスの設計指針の提示と評価を行った。PZTを用いたアクティブセンシング手法には,定在波を用いたインピーダンス測定法とパルス波を用いたパルスエコー法がある。この二つの測定法はそれぞれ長所と短所を併せ持つことから双方の測定法を兼用可能とすることによって欠点を補い合うセンサデバイスの開発を本研究の目的としている。センサデバイスの試作は始めに,インピーダンス測定法用とパルスエコー測定用それぞれに行って測定手法とそのための回路の簡便化を図り,予備実験によってその効果を確認した後,これらの回路を統合したセンサデバイスの設計と試作を行った。センサデバイスの評価はトラス構造物モデルを構成するはりをローカルモニタリング対象とした。その結果,はりに発生した亀裂の進展位置の同定,はりを拘束するボルトの脱落検知に有効であることを確認した。(著者抄録)