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J-GLOBAL ID:201102273153449968   整理番号:11A1608303

家族性の骨髄異形成症候群-急性骨髄性白血病に関連する遺伝性のGATA2変異

Heritable GATA2 mutations associated with familial myelodysplastic syndrome and acute myeloid leukemia
著者 (39件):
資料名:
巻: 43  号: 10  ページ: 1012-1017  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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GATA2が骨髄異形成症候群(MDS)-急性骨髄性白血病(AML)の素因となる新規の遺伝子であることを発見したので報告する。MDS-AMLが多世代わたって継承されている3家系において,これまでには明らかになっていなかったGATA2転写因子遺伝子のヘテロ接合性c.1061C>T(p.Thr354Met)ミスセンス変異と,別のMDS家系において,隣接するコドンであるGATA2のc.1063_1065delACA(p.Thr355del)変異を見いだした。これらの変異により引き起こされる変化は,GATA2の2番目のジンクフィンガー内に見られるが,このジンクフィンガーはDNAとの結合やタンパク質-タンパク質間相互作用を仲介する働きをしている。本報告では,これらの変異が,標的遺伝子の転写活性化,細胞分化,アポトーシスおよび全体的な遺伝子発現に与える効果の違いを示す。家族性のMDSおよびAMLにおいてこのような素因遺伝子を同定することは,より効果的な診断と予後,カウンセリング,血縁者間での骨髄移植ドナーの選択,および治療の開発に重要である。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (2件):
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遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 

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