抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
バイクについて機動性の観点から,現代社会における役割について検討した。戦後ほどなくして,日常の移動・運搬手段としてスクーターや原動機付き自転車が登場した。連合軍総司令部の指令によって平和産業への転換を迫られた富士産業(現富士重工)の手によって欧米スクーターを範にスクーターが大衆に送りだされた。原付第2種スクーターは,自転車にはない機動性で,利便性の高い乗り物である。自転車に付加価値を求める需要に対応し,自転車にエンジンを取り付けたバイクが登場した。スーパーカブC100は,1958年,5万5000円という破格の値段で登場し,2008年には累計生産台数6000万台を突破した。神戸,長崎,尾道のような坂の多い街では,やはりスクーターやビジネスバイクが欠かせない。しかし,現在電動アシスト自転車に苦戦を強いられている。今後,スクーターやビジネスバイクへの電動モータの採用が期待される。