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J-GLOBAL ID：201102273348887544   整理番号：11A0992650

北海道における野生動物の保全と保護管理 トド・ラッコの生態と漁業被害問題

著者 (2件)： 服部薫 (水産総合研究セ 北海道区水研) ,  山村織生 (水産総合研究セ 北海道区水研)
資料名： 獣医畜産新報  (JVM)
号： 1079  ページ： 471-475  発行年： 2011年06月01日 
JST資料番号： Z0652A  ISSN： 0447-0192  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道沿岸には冬になるとトドが来遊し,また近年ラッコの生息も確認されるようになった。トドは沿岸域で底生魚類や頭足類を捕食し,ラッコはウニや貝類,甲殻類などの無脊椎動物を主に捕食する。いずれの食性も沿岸漁業と競合し,捕食による漁業被害が大きな問題となっている。被害対策が必要だが,国際自然保護連合(IUCN)は両者を絶滅危惧種に指定しており,個体数調整によって被害を軽減することは難しい。有効な対策を見出すためには,漁業との軋轢に関する問題意識を漁業者と消費者が共有することも必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： 北海道 ,  野生動物 ,  環境保全 ,  環境管理 ,  *自然保護 ,  *アシカ科 ,  *イタチ科 ,  生態 ,  環境被害 ,  漁業
準シソーラス用語： *トド ,  *ラッコ ,  漁業被害 ,  保護管理

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 北海道 ,  動物 ,  保全 ,  トド ,  ラッコ ,  生態 ,  漁業被害