文献
J-GLOBAL ID:201102273568099458   整理番号:11A1907472

Lin28AとLin28Bは異なったメカニズムでlet-7マイクロRNA生合成を阻害する

Lin28A and Lin28B Inhibit let-7 MicroRNA Biogenesis by Distinct Mechanisms
著者 (21件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 1066-1079  発行年: 2011年11月23日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Lin28AとLin28Bは,let-7マイクロRNAの発現を選択的に遮断し,様々なヒト癌における癌遺伝子として機能する。Lin28Aは,let-7前駆体へTUTアーゼ(Zcchc11/TUT4)を動員し,細胞質のダイサーによってプロセシングを遮断する。本研究で著者らは,Lin28Aと違ってLin28Bは,Zcchc11に非依存的なメカニズムを通して,let-7のプロセシングを抑制することを見出す。Lin28Bは,初期let-7転写物を隔離し,マイクロプロセッサによるそれらのプロセシングを阻害することによって,核内で機能する。ヒト癌細胞と異種移植片の腫瘍形成能力と転移能における,Zcchc11の欠損の阻害的影響は,Lin28A発現腫瘍に限定される。さらにまた,分析したヒトの結腸と乳房の腫瘍の多くは,もっぱらLin28AあるいはLin28Bのどちらかを発現する。Lin28AはHER2過剰発現の乳房腫瘍で発現するが,Lin28B発現はトリプルネガティブの乳房腫瘍を特徴づける。全体として著者らの結果は,Lin28AとLin28Bが機能する異なるメカニズムを解明し,癌治療に対する新しい戦略の開発のための意味をもつ。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る