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J-GLOBAL ID：201102273658498793   整理番号：11A1134015

モノリススピンカラム:GC/MSおよびHPLC/MSによる尿および血清中の薬物の分析のための新規な抽出装置

Monolithic Spin Column: A New Extraction Device for Analysis of Drugs in Urine and Serum by GC/MS and HPLC/MS

著者 (5件)： NAMERA Akira (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  NAGAO Masakata (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  NAKAMOTO Akihiro (Hiroshima Prefectural Police Headquarters, Hiroshima, JPN) ,  MIYAZAKI Shota (GL Sci. Inc., Saitama, JPN) ,  SAITO Takeshi (Tokai Univ. School of Medicine, Kanagawa, JPN)
資料名： Journal of AOAC International  (Journal of AOAC International)
巻： 94  号： 3  ページ： 765-774  発行年： 2011年05月 
JST資料番号： C0268A  ISSN： 1060-3271  CODEN： JAINEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3種類のアヘン剤(モルヒネ,コデインおよびジヒドロコデイン)を尿および血清からモノリシック二酸化ケイ素ディスクを回転柱に包装したモノリススピンカラムを用いて抽出し,トリメチルシリル誘導体に変換して,GC/MSで分析した。これらアヘン剤は尿において,10~2500ng/mL,血清において,5~1200ng/mLの範囲で直線性を示した。また,トリアゾラムおよびエチゾラムのヒドロキシ基を含む代謝物質であるベンゾジアゼピンの分析のために,このカラムで尿中から分離し,分離液を蒸発することなく直接HPLC/MSによって分析した。検出限界値は,ppbレベルであり,相対標準偏差は15%以下であった。本法は臨床および法医学事例にうまく適用でき,そして,結果は従来方法と比較して良好であった。

シソーラス用語： *アルカロイド ,  *濃度 ,  *血清中濃度 ,  クロマトグラフ用カラム ,  二酸化ケイ素 ,  固相抽出 ,  有機ケイ素化合物 ,  *GC-MS分析 ,  線形性 ,  *ベンゾジアゼピン系抗不安薬 ,  *HPLC-MS分析 ,  検出限界 ,  標準偏差 ,  臨床医学 ,  法医学 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族塩素化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  モルフィナンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ジオール ,  不飽和アルコール ,  第二アルコール ,  フェノール類 ,  *アヘンアルカロイド ,  トリメチルシリル化合物 ,  モノリスカラム ,  *尿中濃度
準シソーラス用語： トリメチルシリル誘導体 ,  モノリススピンカラム ,  相対標準偏差 ,  直線性 ,  臨床

分類 (3件)： 薬物の分析  (GV01040Q) ,  全身麻酔薬の基礎研究  (GW03020L) ,  質量分析  (CC03013N)

物質索引 (5件)： エチゾラム ,  コデイン ,  ジヒドロコデイン ,  トリアゾラム ,  モルヒネ

タイトルに関連する用語 (7件)： GC ,  HPLC ,  尿 ,  血清 ,  薬物 ,  分析 ,  抽出装置