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J-GLOBAL ID：201102273894590552   整理番号：11A0163655

アルキニル-μ₄-メチリジン配位子変換を経由するAu-ジホスフィン螺旋ケージ分子の自己組織化

Assembly of the Au-diphosphine helical cage molecules via alkynyl-μ₄-methylydine ligand transformation

著者 (5件)： KOSHEVOY Igor O. (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN) ,  HAUKKA Matti (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN) ,  SELIVANOV Stanislav I. (St. Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  TUNIK Sergey P. (St. Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  PAKKANEN Tapani A. (Univ. Eastern Finland, Joensuu, FIN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 47  ページ： 8926-8928  発行年： 2010年12月21日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルキニルホスフィン金錯体(PhC₂Au)₂PPh₂C₆H₄PPh₂と[{Au(tht)}₂PPh₂C₆H₄PPh₂]²⁺ジカチオン錯体(tht=テトラヒドロチオフェン)の反応により8核錯体[Au₈(μ₄-CCOPh)₂(PPh₂C₆H₄PPh₂)₄](PF₆)₂(A)が生成した。少量のトリエチルアミンが反応を促進した。他のジホスフィン配位子PPh₂-X-PPh₂(X=-(C₆H₄)_n-,n=1,2,3;3,6-C₄H₂N₂-;1,3-C₂-C₆H₄-)も類似のかご型多核錯体を与えた。反応機構としてアルキニル基の酸素化によるμ₄-メチリジンへの変換を推定した。X線回折により結晶構造を決定した。いずれもPおよびMヘリックス異性体が平衡にあり,小分子(ジクロロメタン,二硫化炭素)をゲストとする包接錯体を生成することを¹H NMRにより確認した。

シソーラス用語： *金錯体 ,  *有機金化合物 ,  *ホスフィン錯体 ,  *アセチレン化合物 ,  *多核錯体 ,  *架橋化合物 ,  添加物効果 ,  反応機構 ,  *カルビン錯体 ,  橋架け錯体 ,  X線回折 ,  結晶構造 ,  ヘリックス構造 ,  異性体 ,  *包接化合物 ,  二硫化炭素 ,  陽子磁気共鳴 ,  芳香族ケトン ,  芳香族炭化水素 ,  脂肪族塩素化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  脂肪族アミン ,  第三アミン
準シソーラス用語： *かご型化合物 ,  *包接錯体

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  分子・遺伝情報処理  (JE15040B)

物質索引 (10件)： 1,1′:4′,1′′-テルベンゼン-4,4′′-ジイルビス(ジフェニルホスフィン) ,  1,3-フェニレンビスエチニレンビス(ジフェニルホスフィン) ,  1,4-フェニレンビス(ジフェニルホスフィン) ,  3,6-ピリダジンジイルビス(ジフェニルホスフィン) ,  4,4′-ビフェニリレンビス(ジフェニルホスフィン) ,  アセトフェノン ,  エチニルベンゼン ,  ジクロロメタン ,  テトラヒドロチオフェン ,  トリエチルアミン

タイトルに関連する用語 (8件)： メチリジン ,  配位子 ,  Au ,  ジホスフィン ,  螺旋 ,  ケージ ,  分子 ,  自己組織化