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J-GLOBAL ID：201102274048163273   整理番号：11A1483874

核膜はマメ科植物の共生カルシウムシグナル伝達を制御する

Nuclear membranes control symbiotic calcium signaling of legumes

著者 (11件)： CAPOEN Ward (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  SUN Jongho (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  WYSHAM Derin (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  OTEGUI Marisa S. (Univ. Wisconsin, WI) ,  VENKATESHWARAN Muthusubramani (Univ. Wisconsin, WI) ,  HIRSCH Sibylle (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  MIWA Hiroki (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  DOWNIE J. Allan (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  MORRIS Richard J. (John Innes Centre, Norwich, GBR) ,  ANE Jean-Michel (Univ. Wisconsin, WI) ,  OLDROYD Giles E. D. (John Innes Centre, Norwich, GBR)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 108  号： 34  ページ： 14348-14353  発行年： 2011年08月23日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルシウムの核関連周期的変動はマメ科植物の共生シグナル伝達経路における二次メッセンジャーとして作用する。Medicago truncatulaにおけるカルシウムの核関連周期的変動のメカニズムを検討した。カルシウムイメージングによると,カルシウムの周期的変動は根毛核の内部および周辺で起こっていた。数学的モデル化により,核カルシウム変化がサイトゾルからの拡散では説明できないことが明らかとなった。カルシウムチャネルDM1は核内膜に優先的に局在した。SERCA型カルシウムATPアーゼであるMCA8は核カルシウムのスパイク生成に関与した。核カルシウムの周期的変動はMCA8に依存した。MCA8は核エンベロープおよび小胞体に局在した。核内膜を通過したカルシウムの放出が小胞体貯留カルシウムの放出をターゲティング可能にし,貯留カルシウムの効率的な再負荷には核質および核関連細胞質からのカルシウム捕捉が必要であると提案した。

シソーラス用語： *ウマゴヤシ属 ,  共生 ,  核膜 ,  *カルシウム化合物 ,  *金属イオン ,  根毛 ,  細胞情報伝達 ,  *周期変化 ,  カルシウムチャンネル ,  Ca-ATPアーゼ
準シソーラス用語： Medicago truncatula ,  SERCA ,  *カルシウムイオン

分類 (2件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 核膜 ,  マメ科植物 ,  共生 ,  カルシウムシグナル伝達