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J-GLOBAL ID：201102274124444880   整理番号：11A0948938

ナノ粒子の自己組織化単分子膜の溶液状態挙動と有機溶媒中ナノ粒子の分散の関係

Relation between the Solution-State Behavior of Self-Assembled Monolayers on Nanoparticles and Dispersion of Nanoparticles in Organic Solvents

著者 (3件)： ARITA Toshihiko (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YOO Jungwoo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ADSCHIRI Tadafumi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 115  号： 10  ページ： 3899-3909  発行年： 2011年03月17日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ粒子は表面エネルギー密度が高いため凝集が起こってナノ特性を損なう。二酸化セリウムナノ粒子(NP)表面を脂肪族カルボン酸(C=6,10,18)を超臨界水熱法で修飾した3次元自己組織化単分子膜(SAMs)の溶液状態挙動を把握し,NPの分散性にどのように影響するか調べた。溶液状態挙動は種々のパラメーター(鎖長,充填密度,溶媒品質及び溶媒分子容量)に依存する。溶媒との良好な親和性及び小分子サイズ溶媒がSAMsを膨張させ,浸透圧を増加させる。膨張したSAMsの詳細な特徴を核磁気共鳴や示差走査熱量測定を用いて解析した。NPの分散性に対するSAMsの鎖長や充填密度の影響をスケーリング法を使って分析した。SAMsの溶液状態挙動のスケーリング法解析結果と二酸化セリウムNPの分散実験結果を結びつけて判断すると,良好な分散性を持つ表面改質NPを得るためのSAMsの基準が明らかになる。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *自己組織化 ,  *単分子層 ,  *有機溶媒 ,  表面エネルギー ,  凝集 ,  酸化セリウム ,  示差走査熱量測定 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  非晶質 ,  高分子ブラシ ,  van der Waals力 ,  分散系 ,  溶液構造 ,  鎖長効果 ,  *溶媒効果 ,  表面改質 ,  *分散度 ,  脂肪酸

分類 (1件)： コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (3件)： ヘキサン酸 ,  デカン酸 ,  オクタデカン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ粒子 ,  自己組織化単分子膜 ,  溶液 ,  挙動 ,  有機溶媒