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J-GLOBAL ID：201102274201724638   整理番号：11A0174674

現場での鋳造者のための塑性フラン樹脂システムの有用性と利益

Nutzen und Vorteile von plastischen Furanharzsystemen fuer die Giesser in der Praxis

著者 (2件)： SCHUETZE Norbert ,  OVERKAMP Ronald
資料名： Giesserei-Praxis  (Giesserei-Praxis)
巻： 61  号： 12  ページ： 395-399  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0076A  ISSN： 0016-9781  CODEN： GIPXAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： ドイツ語 (DE)

抄録/ポイント： フラン樹脂鋳型をある程度硬化させて抜型するとき模型のコーナ部,縁に亀裂が発生しやすい。この論文の目的は鋳物砂の硬化メカニズムに影響する要因を研究しこの欠陥を防ぐための鋳型材システムを示すことである。鋳物砂の変形能力即ち塑性は断面22.36×22.36mmの角棒の曲げ試験を行いその際のたわみ(mm)によって示した。塑性に最も影響を与えるのは抜型時間である。硬化が進行するに従って塑性が小さくなるからである。この他再生砂割合が多く新砂添加の変動が小さいほどよい,強度が高いと塑性は小さいが樹脂添加率が高い場合抜型時間が適切ならば粘結剤ブリッジが大きいため塑性が大きく現れる。フランとフェノールの混合樹脂システムは純粋のフェノール又はフラン樹脂よりも塑性が高い。フランの硬化剤は純粋のPTS酸がよい,空気中湿度は高めの方がよいことが判った。

シソーラス用語： 鋳造 ,  *フラン樹脂 ,  砂型 ,  隅角部 ,  亀裂発生 ,  *有機粘結剤 ,  フェノール樹脂 ,  鋳物砂 ,  ポリマブレンド ,  曲げ試験 ,  塑性 ,  湿度 ,  硬化 ,  モデル
準シソーラス用語： 模型

分類 (1件)： 鋳型材料,造型  (WC01020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 現場 ,  鋳造 ,  塑性 ,  フラン樹脂 ,  有用性 ,  利益