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J-GLOBAL ID：201102274674720362   整理番号：11A1221285

補助グラフに基づく光再生中継器の存在を考慮した省電力ルーティング

Auxiliary Graph Based Routing Algorithm to Reduce the Power Consumption of Optical Network with Regenerators

著者 (3件)： 清水翔 (富士通) ,  今井悟史 (富士通) ,  山田亜紀子 (富士通)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 93(PN2011 1-11)  ページ： 37-42  発行年： 2011年06月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年のトラフィックの増加に伴ってネットワークの消費電力が拡大していることから,その消費電力削減が重要な研究課題となっている。光ネットワークにおいて,光パスを動的に設定し中間ノードでのIPパケット処理を光レイヤでカットスルーすることで,IPパケット処理が削減され,ネットワークの消費電力削減が可能になる。一方で,長距離の光パスを設定する際には,中間ノードにおいて光信号の劣化を補償する光再生中継器を使用する必要がある。そのため,発生したトラフィックに対して,再生中継器の消費電力も考慮して,消費電力の面から効率的な経路を選択する必要がある。そこで,本論文では,既存光パスレイヤおよび新規光パス候補レイヤからなる補助グラフに基づく再生中継器の存在を考慮した省電力ルーティングを提案する。提案方式では,補助グラフ上の最小重み経路問題に帰着させることによって所望の経路を容易に求めることができる。(著者抄録)

シソーラス用語： *経路選定 ,  木【グラフ】 ,  グラフ理論 ,  *中継装置 ,  *光通信 ,  *光増幅器 ,  消費電力 ,  通信網 ,  WDM【信号】 ,  性能評価 ,  *通信操作
準シソーラス用語： 光ネットワーク

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

引用文献 (7件)：

• GUPTA, M. Greening of the internet. The 2003 conference on Applications, technologies, architectures, and protocols for computer communications (SIGCOMM '03), Aug. 2003, 19-26
• BALIGA, J. Energy consumption of the internet. Joint International Conference on Optical Internet and the 2007 32nd Australian Conference on Optical Fibre Technology (COIN-ACOFT 2007), June. 2007, 1-3
• PICKAVET, M. Worldwide energy needs for ict : The rise of power-aware networking. Advanced Networks and Telecommunication Systems, 2008. ANTS '08. 2nd International Symposium on, dec. 2008, 1-3
• MUKHERJEE, B. Optical WDM Networks. 2006
• ZHANG, S. Energy efficient time-aware traffic grooming in wavelength routing networks. 2010 IEEE Global Telecommunications Conference (GLOBECOM 2010), Dec. 2010, 1-5

タイトルに関連する用語 (4件)： グラフ ,  中継器 ,  省電力 ,  ルーティング