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J-GLOBAL ID：201102275165808150   整理番号：11A0136545

Cu(119)上のペンタセン膜

Pentacene Films on Cu(119)

著者 (5件)： ANNESE E. (IOM-CNR, Trieste, ITA) ,  VOBORNIK I. (IOM-CNR, Trieste, ITA) ,  ROSSI G. (IOM-CNR, Trieste, ITA) ,  ROSSI G. (Universita di Modena e Reggio Emilia, Modena, ITA) ,  FUJII J. (IOM-CNR, Trieste, ITA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 24  ページ： 19142-19147  発行年： 2010年12月21日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu(119)表面上に成長したペンタセン薄膜の分子構造を,X線吸収端微細構造および走査型トンネル顕微鏡を用いて研究した。芳香環上に非局在化したπ軌道とCu(119)表面間の相互作用を,X線吸収スペクトルから推定した。C 1s吸収スペクトルの偏光依存性からは,ペンタセン分子がCuテラスの主軸にほぼ平行に配列していることが示された。更に厚さが4nmを超える場合は,Cu(119)の面内異方性により分子配向が駆動され,高密度な矢筈(herringbone)様秩序の縦型配向を示した。Cu(119)微斜面上では高度に秩序化したペンタセン膜が得られ,低被覆率にいては平坦なペンタセン配向が,高被覆率にいてはバルク様矢筈状のペンタセン配向得られることが分かった。また更にCu(110)とCu(100)表面上でのペンタセン薄膜の配向と比較した。高秩序化ペンタセン膜の,半導体素子への利用可能性を述べた。

シソーラス用語： *銅 ,  *表面 ,  薄膜 ,  分子構造 ,  XANES ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  状態 ,  π軌道 ,  相互作用 ,  X線吸収スペクトル ,  内殻電子 ,  偏光 ,  表面テラス ,  異方性 ,  *分子配向 ,  密度 ,  縦型 ,  微斜面 ,  規則化 ,  被覆率 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： 非局在化

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (1件)： ペンタセン

タイトルに関連する用語 (2件)： Cu ,  ペンタセン