抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塑性変形に対する超音波の効果を調べるため超音波振動を加えながら圧縮試験を行い,次いで超音波の押出加工への応用を試みた。純Al(A1050)及びAl-Mg合金(A6063)の鋳造材を用いて,超音波振動ユニットで超音波ホーンを加振しながら室温で圧縮した。圧縮試験の応力歪特性から,超音波振動を加えた場合の応力は超音波なしの場合の75~40%まで低下することが分かった。後方押出のダイに超音波振動を付与してA1050ビレットの押出加工を行い,押出荷重とストロークの関係を調べた。超音波振動を付与すると押出荷重は約40%低減し,超音波振動により塑性変形が促進した。押出のような拘束条件の大きい加工においても自由表面に近い変形領域に振動を付与すれば加工荷重を低減できる。