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J-GLOBAL ID:201102275283206067   整理番号:11A1109538

Nephelium lappaceum L.の外皮由来の脂肪酸シンターゼ阻害剤

Fatty acid synthase inhibitors from the hulls of Nephelium lappaceum L.
著者 (9件):
資料名:
巻: 346  号: 11  ページ: 1302-1306  発行年: 2011年08月16日 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脂肪酸シンターゼ(FAS)を阻害する天然産物が,癌と肥満を治療する強力な治療薬であるといわれている。Nephelium lappaceum L.の外皮のバイオアッセイ誘導化学的調査により,主にフラボノイド類とオレアン型トリテルペンオリゴグリコシドを含む10個の化合物(1~10)を単離できた。これらの全化合物はこの植物から初めて単離された。さらに,化合物8と9は,新しいヘデラゲニン誘導体であり,それぞれ,ヘデラゲニン3-O-(2,3-ジ-O-アセチル-α-L-アラビノフラノシル)-(1→3)-[α-L-ラムノピラノシル(1→2)]-β-L-アラビノピラノシド,および,ヘデラゲニン3-O-(3-O-アセチル-α-L-アラビノフラノシル)-(1→3)-[α-L-ラムノピラノシル-(1→2)]-β-L-アラビノピラノシドとして説明した。これら単離したものをすべてFASの阻害活性のために評価し,これらが既知のFAS阻害剤EGCG(IC50=51.97μM)と比較して,6.69~204.40μMの範囲のIC50値を有し,FASに対し阻害活性をもつことを示した。この研究により,Nephelium lappaceum L.の外皮は有力なFAS阻害剤の強力なソースとして考えられ,オレアン型トリテルペンオリゴグリコシドは他の型の天然FAS阻害剤と考えられた。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  少糖類 
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