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J-GLOBAL ID：201102275309801899   整理番号：11A0121657

マクロオートファジーはアミロイド前駆体蛋白質の代謝に直接関与しない

Macroautophagy Is Not Directly Involved in the Metabolism of Amyloid Precursor Protein

著者 (7件)： BOLAND Barry (Univ. Coll. Dublin, Dublin, IRL) ,  BOLAND Barry (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  SMITH David A. (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  MOONEY Declan (Univ. Coll. Dublin, Dublin, IRL) ,  JUNG Sonia S. (Centocor Res. and Dev. Inc., Pennsylvania) ,  WALSH Dominic M. (Univ. Coll. Dublin, Dublin, IRL) ,  PLATT Frances M. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 48  ページ： 37415-37426  発行年： 2010年11月26日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンドソーム-オートファジー-リソソーム蛋白質プロセシング過程におけるAlzheimer病関連アミロイド前駆体蛋白質(APP)への寄与と他のリソソーム蓄積病との関連をモデルノックアウトマウスを用いて調べた。Niemann-Pick病タイプC1(NPC1),Sandhoff病などグリコスフィンゴ脂質(GSL)蓄積疾患モデルではAPP-C末端断片(CTF)レベルはオートファジー小胞結合蛋白質LC3-IIと相関しなかった。NPC1,Sandhoff病およびGM1ガングリオシドーシスモデル脳では脂質結合アミロイドβ蛋白質(Aβ)は増加し,Aβの相対的増加はこれらマウスで見られる神経変性の程度に有意に寄与していなかった。一次及び二次リソソーム性フラックス阻害剤処理培養ニューロンでオートファジー小胞とAPP-CTF蓄積がin vivoでの関係を再現し,ニューロンのマクロオートファジーAPP代謝を直接調節しないことを示唆した。

シソーラス用語： *アミロイド ,  リポイド蓄積症 ,  ノックアウトマウス ,  病態モデル ,  タンパク質プロセシング ,  エンドソーム ,  *食作用 ,  リソソーム ,  *Alzheimer病 ,  *オートファジー
準シソーラス用語： *アミロイド前駆体蛋白質

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (3件)： マクロオートファジー ,  アミロイド前駆体蛋白質 ,  代謝