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J-GLOBAL ID：201102275459634044   整理番号：11A0286829

中国における低出生率達成の州レベルの変動

PROVINCE-LEVEL VARIATION IN THE ACHIEVEMENT OF BELOW-REPLACEMENT FERTILITY IN CHINA

著者 (5件)： CHEN Jiajian (East-West Center, HI, USA) ,  RETHERFORD Robert D. (East-West Center, HI, USA) ,  CHOE Minja Kim (East-West Center, HI, USA) ,  XIRU Li (National Bureau of Statistics of China, Beijing, CHN) ,  YING Hu (National Bureau of Statistics of China, Beijing, CHN)
資料名： NUPRI Reprint Series (Nihon University Population Research Institute)  (NUPRI Reprint Series (Nihon University Population Research Institute))
号： 100  ページ： 22P  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： X0132A  ISSN： 0914-1561  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国における国レベルの出生率に関しては,多くの研究がなされているが,本研究では州レベルでの変動に注目した。低出生率(below-replacement fertility)は合計特殊出生率(TFR)が2.1を下回る場合と定義されている。本稿では,最初に中国における低出生率が達成された年の州レベルの差について述べた。次に多変量解析を行って,出生率政策,2000年における経済及び社会発展の出生率に及ぼす影響について述べた。一人っ子政策が発表される前の1975年時点で低出生率を達成したのは,北京と上海のみであったが,2000年までには31州のうち29州で低出生率を達成した。これら29の州の内,22が総計出生率(TFR)が1.7を下回り,20の州が1.5を下回った。多変量解析からの結果からは,低出生率に対する影響は政策よりも経済社会発展の影響が大きいことがわかった。

シソーラス用語： *出生率 ,  中華人民共和国 ,  *政策 ,  経済開発 ,  社会変動 ,  *地域差 ,  多変量解析
準シソーラス用語： 一人っ子政策

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (2件)： 中国 ,  出生率