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J-GLOBAL ID:201102275490874053   整理番号:11A1137832

カドミウム塩に曝露されたPatinopecten yessoensis(ホタテガイ)のエラ組織のストレス蛋白質

Stress Proteins of Gill Tissue in Patinopecten yessoensis Exposed to Cadmium Salt
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 507-513  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2116A  ISSN: 0251-0790  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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エラ組織における細胞小器官の超微細構造を,Patinopecten yessoensis(PY)中で,透過型電子顕微鏡(TEM)によって観察し,CdCl_2(10mg/L)に曝露された組織中の,エラ糸条物,核,ミトコンドリアの病理学的変化を見出した。PYのエラ組織のプロテオムは,2次元ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(2D-PAGE)により完全に分離され,約800の蛋白質スポットを得て,カドミウム塩によって害された37の特異なスポットを選択した。更に,これらの特異な蛋白質類を,マトリックス支援レーザー脱離/イオン化飛行時間質量分析計(MALDI-TOFMS)とデータベース検索の両方によって特定した。結果は,カドミウム毒性と密接に結びついた7つの特異な蛋白質は,熱ショックタンパク質70や,β-アミラーゼなどのアップレギュレーション蛋白質と,トロポミオシン,アクチン,カルシウム活性化ヌクレオチダーゼ1等のダウンレギュレーション蛋白質であると考えられる事を示す。更に,転写調節因子Crp/Fnrファミリーは低い発現を示したが,他方,ABCトランスポーターは高発現を示した。著者らは,これらの特異な蛋白質が,カドミウムの汚染レベルのモニターに,連続的に生体へのリスクを評価するためのタンパク質バイオマーカーとして利用される強い可能性が一部あることを提案する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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動物の生化学 

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