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J-GLOBAL ID:201102275510657674   整理番号:11A1706357

ブラック・ドラム(Pogonias cromis)の鳴き声定位,及び,音源レベル推定

Localization and source level estimates of black drum (Pogonias cromis) calls
著者 (2件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 1868  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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4つのハイドロフォン直線アレーを用いて,発声するブラックドラムを定位し,その音レベルと信号伝搬を推定した。全部で1025の音レベル推定は,平均165 dBRMS 相対1 μPa (標準偏差(SD) = 1.0)であった。本調査では,ブラックドラムの浮き袋の憩室形状により,浮き袋の表面積が増加し,これが,音の振幅に寄与することを提案した。声のエネルギーは,基本周波数(94 Hz)において最も高く,続いて,第二高調波(188 Hz) ,及び,第三高調波 (282 Hz)であった。平方根モデルは,声全体,及び,基本周波数と二次高調波の個別の伝搬を最も上手く記述していた。一方,対数モデルは,カットオフ周波数方程式を満たす唯一の成分である三次高調波の伝搬を最も精確に示していた。最大聴覚感度は,1匹のブラックドラムの聴覚誘発電位測定に基づく94 dB re: 1 μPa 閾値において300Hzであった。平均RMS音源レベル,信号伝搬,背景レベル,及び,聴覚感度に基づいて,ブラックドラムの交信範囲は,33-108 mと推定され,これは,聴覚感度ではなく背景雑音レベルの制限を受けた。この推定は,音源と受信器を,海底より約0.5m上に設置したものと仮定してある。59分に渡って定位した個々の魚体からの連続発声から,平均発声周期3.6 秒 (SD = 0.48),平均遊泳速度0.5体/秒,及び,全遊泳距離1035mであることが実証された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水中音響応用  ,  聴覚 

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