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J-GLOBAL ID：201102275641447160   整理番号：11A0179036

α-Al₂O₃とNiAlと接触したCr₂AlCの熱安定性及び化学安定性

Thermal and chemical stability of Cr₂AlC in contact with α-Al₂O₃ and NiAl

著者 (6件)： HAJAS David E. (RWTH Aachen Univ., DEU) ,  SCHOLZ Mirjam (RWTH Aachen Univ., DEU) ,  ERSHOV Sergey (RWTH Aachen Univ., DEU) ,  HALLSTEDT Bengt (RWTH Aachen Univ., DEU) ,  PALMQUIST Jens-Petter (Kanthal, Hallstahmmar, SWE) ,  SCHNEIDER Jochen M. (RWTH Aachen Univ., DEU)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 101  号： 12  ページ： 1519-1523  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cr₂AlC,Cr₂AlC-αAl₂O₃,Cr₂AlC-NiAlの熱安定性及び化学安定性を調べた。示差熱分析データを基に,Cr₂AlC及びCr₂AlC-Al₂O₃は1476°Cの開始温度で不調和に融解した。しかし,おそらくアルミニウムの蒸発のため,1300°CにおいてX線回折で既にCr₇C₃が形成した。Cr₂AlC-NiAl粉末混合物の融解反応は1310~1322°Cで開始した。これは,1319°Cの計算した分解溶融温度とよく一致した。この反応は示差熱分析では検出しなかった。炭化物形成は,熱力学計算と一致した。炭化物形成はCr₂AlCがNiAlと反応して発生し,NiAlにおけるアルミニウムの固溶体範囲が広いことを考えると理解できる。Cr₂AlC-NiAl複合材料の作製及び適用温度は,Cr₂AlCとNiAlの反応で制限されていた。

シソーラス用語： *熱安定性 ,  *αアルミナ ,  *ニッケル合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  *金属間化合物 ,  接触 ,  *クロム化合物 ,  *炭化物 ,  アルミニウム ,  蒸発 ,  融解 ,  固溶体 ,  示差熱分析 ,  焼なまし ,  恒温熱処理
準シソーラス用語： *化学安定性

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： α-AL2O3 ,  熱安定性 ,  化学安定性