抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プラスチック射出成形金型プロセスにおいて,冷却水路のデザインは成型部品の品質とそのプロセスの生産性に影響を及ぼす本質的要因である。もし不十分な形で設計された冷却水路が採用されているならば,非一様な冷却または長時間冷却サイクル時間が生じてしまう可能性がある。従来型機械加工プロセスの持つ限界のために,その冷却水路は直線ドリル穴から形成されるのが普通であり,成型中の部品の形状複雑性に拘わらずシンプルな形状のみが許容される。高速工具技術の出現とともに複雑な形状における冷却水路は今や可能になっている。しかしながら,この種の冷却水路をサポートするための設計技術は多くはない。本論文では,高速工具作業のための自動準備的冷却水路設計のために,可視性に基づく冷却水路生成と呼ばれる方法論を提案した。金型表面と冷却水路間の冷却プロセスは,それらが相互に可視に成り得るかどうかの問題に類似していると考えられる。一般性を損なうこと無しに,この金型表面は多面体領域で近似され通常埋め合わせられる。多面体領域全体の照明が可能な多数の点光源全体が,適当な領域オフセット頂点に割当てられる。次に,そこで割当てられた光源すべてを接続することにより冷却水路が生成される。溶融流れ解析による従来型検証および再設計手法との比較を行った場合,金型表面に対する冷却水路のコンピュータ支援型設計およびより優れた設計を行えば,金型エンジニアの経験に依らずに短い時間で実現する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.