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J-GLOBAL ID：201102275936629627   整理番号：11A1483948

皮膚の解剖: 表皮形態形成の細胞構築決定因子

Deconstructing the skin: cytoarchitectural determinants of epidermal morphogenesis

著者 (3件)： SIMPSON Cory L. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  PATEL Dipal M. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  GREEN Kathleen J. (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 12  号： 9  ページ： 565-580  発行年： 2011年09月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物と環境間の障壁を確立するために,表皮の主要な細胞であるケラチン生成細胞は接着ネットワークを多層に組織化する。この組織は外部の侵襲から内在する器官を遮蔽する驚くべき安定性を有するが,同時にその細胞成分は組織の再生および皮膚傷害への応答を可能にするために動的でなければならない。多様な結合蛋白質と細胞骨格蛋白質は,毛包や基底細胞層に主に属する幹細胞集団の維持に影響を与えることで表皮の再生能力を制御する。細胞質/皮質の細胞骨格および関連した接着因子がどの様に上皮形態形成に関与するかに着目して,毛包間ケラチン生成細胞の表皮層を経由した行程を概説する。また,それらが基底区画から角化層にケラチン生成細胞を駆動する極性の確立や細胞シグナル伝達,形態と蛋白質発現の変更に寄与することを示した。表皮形態形成過程への理解の増大は,ヒト表皮病理を導く接着/細胞骨格蛋白質の機能不全に対する洞察を与え,皮膚疾患のための新たな治療手段を提供する可能性を示唆する。

シソーラス用語： *表皮 ,  *形態形成 ,  *タンパク質 ,  毛包 ,  ケラチン細胞 ,  角質化 ,  タンパク質合成 ,  皮膚病 ,  幹細胞 ,  細胞情報伝達 ,  基底膜 ,  インテグリン
準シソーラス用語： キンドリン1 ,  *細胞骨格蛋白質 ,  上皮幹細胞 ,  *接着因子

分類 (2件)： 外皮一般  (EJ11010C) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 皮膚 ,  解剖 ,  表皮 ,  形態形成 ,  細胞構築 ,  決定因子