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J-GLOBAL ID:201102276060644166   整理番号:11A0598931

土壌からの効果的なCd植物抽出を可能にするイネのCd集積のためのQTLの検出

Detection of a QTL for accumulating Cd in rice that enables efficient Cd phytoextraction from soil
著者 (8件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 43-51 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Cdで汚染された水田土壌を浄化するための魅力的な技術として,高カドミウム(Cd)濃縮米(Oryza sativa L.)栽培品種による植物抽出法を提案した。Cd植物抽出に有用なイネ品種を育成するため,地上部でのCd蓄積の遺伝的根拠の理解が必要である。著者らは低Cd蓄積品種 Koshihikari(ジャポニカ)と比較的高Cd蓄積品種Jarjan(インディカ)との交雑品種に由来する戻し交雑近交系(BILs)を開発した。BILsを2水準の低レベルCdを含んだ圃場および,中間の濃度のCdを含む土壌ポットで生育させた。量的形質座位(QTL)分析により,3種のどの土壌で生育した植物の玄米および藁においても,主要なQTL,qCdp7(第7染色体上のCdの植物抽出に潜在的に有用なQTL)がCdの蓄積に寄与することがわかった,そして,それは表現型によって31%~54%の差があった。qCdp7の植物抽出-促進能を確かめるために,qCdp7のJarjan対立遺伝子を持つBILsをCd汚染土壌で栽培し,その後植物抽出された土壌中で生育したKoshihikariの苗条中のCd濃度の減少を確認した。Jarjan qCdp7対立遺伝子は土壌からのCdの植物抽出に有効であることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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カドミウムとその化合物  ,  作物の品種改良  ,  植物生理学一般 
引用文献 (22件):
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