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J-GLOBAL ID:201102276093978205   整理番号:11A1291111

Dickkopf-1発現組換えアデノウイルスの製造とA375細胞でのβ-カテニン発現に及ぼすその効果

Construction of Dickkopf1-expressing recombinant adenovirus and its effect onβ-catenin expression in A375 cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号: 12  ページ: 1286-1289  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】Dickkopf-1(DKK1)を発現する組換えアデノウイルスベクター(Ad-DKK1)を造って,Ad-DKK1感染の後の黒色腫細胞A375でのβ-カテニン発現を調査する。【方法】DKK1遺伝子をPCRによって増幅して,分子クローニングとアデノウイルス組み換えテクニックによってシャトルプラスミドAdeasyにサブクローンをつくって,それからBJAdeasy細胞に転換した。組換えアデノウイルスプラスミドが生成された。PacI酵素によって切られたあと,組換えアデノウイルスプラスミドAd-DKK1をHEK293細胞に包んで増幅した。Ad-DKK1効果群,Ad-SimDKK1効果群,Ad-GFP効果群,Ad-RFP効果群とブランク群を用いて感染多重度(MOI)80でA375細胞を感染させて,細胞形態を観察した。A375細胞でのDKK1とβ-カテニン発現をRT-PCRによって検出した。細胞生命力をMTT分析によって検出した。【結果】Ad-DKK1は,制限酵素と塩基配列決定による同定によって,組み換えが成功したことを証明された。感染は,A375細胞で効率的だった(80%)。DKK1発現は,Ad-DKK1効果群(1.638±0.067)と他の4群(0.718±0.086,1.424±0.125,1.414±0.089と1.423±0.088)の間に有意差があった(P<0.05)。β-カテニン発現は,Ad-DKK1効果群(0.590±0.011)とその他の4群(0.895±0.012,0.749±0.024,0.754±0.012と0.759±0.014)の間に有意差があった(P<0.01)。MTT分析は,Ad-DKK1効果群(0.370±0.014)とその他の4群(0.412±0.017,0.398±0.006,0.395±0.007と0.426±0.016)の間に細胞生命力での有意性があることを示した(P<0.05)。【結論】DKK1発現組換え型アデノウイルスベクターが確立された。DKK1の過剰発現はDKK1発現を抑制して,黒色腫細胞でβ-カテニン発現と細胞生命力を阻害する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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