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J-GLOBAL ID：201102276195432100   整理番号：11A1408316

近α-チタン合金Ti60の酸化挙動

Oxidation Behavior of Near α-Titanium Alloy Ti60

著者 (5件)： Jia Weiju (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an) ,  Zeng Weidong (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an) ,  Liu Jianrong (Inst. of Metal Res., Chinese Acad. of Sciences, Shenyang) ,  Wang Qingjiang (Inst. of Metal Res., Chinese Acad. of Sciences, Shenyang) ,  Zhou Yigang (State Key Lab. of Solidification Processing, Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an)
資料名： Xiyou Jinshu Cailiao yu Gongcheng  (Xiyou Jinshu Cailiao yu Gongcheng)
巻： 39  号： 5  ページ： 781-786  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0563A  ISSN： 1002-185X  CODEN： XJCGEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： Ti60合金の空気酸化挙動を,600°C~750°Cの温度域で研究した。質量増測定による酸化速度の測定に加えて,形成されたスケールのモルフォロジーをSEMで観察し,スケールに存在する相をX線回折で特徴付けた。試験結果から,600~750°Cで0~100時間の酸化条件下では,Wagnerの酸化経験式で算出した酸化指数nが1~2であり,総酸化エネルギーは256kJ/molであり,酸化速度は線型放物線則に従うことがわかった。600°Cで100時間,あるいは750°Cで10時間,Ti60合金を酸化したときには,酸化生成物はTiO_2である。一方,750°Cで100時間酸化したときには,少量のAl_2O_3が表面にあった。酸化物は,合金の結晶粒界で優先的に形成された。また,サンプル表面の酸化層以外に,酸素はマトリクスに溶解して脆い酸素濃縮層を形成し,機械的性質の変化を引き起こした。酸化温度の上昇と酸化時間の延長で,酸素濃縮層は厚くなった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *チタン合金 ,  *モルフォロジー ,  エネルギー ,  行列 ,  機械的性質 ,  結晶粒界 ,  空気酸化 ,  X線回折
準シソーラス用語： マトリックス【行列】

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (2件)： チタン合金 ,  酸化挙動