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J-GLOBAL ID：201102276218106590   整理番号：11A1076692

情報漏洩元の特定を可能とする電子文書管理システムの提案

The Proposal of a Document Management System to Specify the Source of Information Leakages

著者 (5件)： 今井正樹 (京大 大学院情報学研究科) ,  上原哲太郎 (京大 学術情報メディアセ) ,  HOU Shuhui (北京科技大 数力学系) ,  津田侑 (京大 大学院情報学研究科) ,  喜多一 (京大 学術情報メディアセ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 30(ICM2011 1-7)  ページ： 19-24  発行年： 2011年05月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報漏洩対策機能としてユーザを特定可能なIDを電子透かしで文書に埋め込む電子文書管理システムがある。情報漏洩発生時に文書の流出元特定を容易にすることで,情報漏洩を心理的に抑止する。しかし,従来の方式でIDを符号化した場合,異なるIDを持つ文書を比較することによりIDの改竄が可能である。そこで本稿では結託耐性符号で符号化したユーザIDを文書に埋め込む電子文書管理システムを提案する。文書形式として最も広く利用されているOOXML(Office Open XML)形式の文書を対象として,相当量の情報が埋め込み可能な電子透かし手法を示し,ユーザIDの消去を困難にした電子文書管理システムを設計する。(著者抄録)

シソーラス用語： *データベース管理システム ,  埋込み【挿入】 ,  *電子透かし ,  *データ保護
準シソーラス用語： *DBMS ,  XML文書 ,  *情報漏洩 ,  電子文書

分類 (2件)： データベースシステム  (JD03030U) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (7件)：

• 小松尚久. 電子透かし技術ディジタルコンテンツのセキュリティ. 2004
• BONEH, D. Collusion-secure fingerprinting for digital data. IEEE Trans. Information Theory. 1998, 44, 5, 1897-1905
• 滝澤修. 改行位置の調整によるドキュメントへの情報ハイディング(情報セキュリティ特集)-(情報漏えい対策技術). 情報通信研究機構季報. 2005, 51, 1, 153-169
• 中川裕志. 辞書変換法に基づく日本語テキストへの情報ハイディング. 情報処理学会論文誌. 2000, 41, 8, 2272-2280
• 北野宗之. Word 2003 XML 文書への情報ハイディングシステム. 電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ. 2005, 105, 193, 205-212

タイトルに関連する用語 (4件)： 情報漏洩 ,  電子 ,  文書管理システム ,  提案