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J-GLOBAL ID:201102276492204981   整理番号:11A0161178

ゲノム比較によって明らかにされた黒穂病菌の病原性決定因子

Pathogenicity Determinants in Smut Fungi Revealed by Genome Comparison
著者 (23件):
資料名:
巻: 330  号: 6010  ページ: 1546-1548  発行年: 2010年12月10日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシ病原菌の類縁種であるUstilago maydisとSporisorium reilianumなどの生物栄養性病原体は,蛋白質エフェクター分泌により宿主と緊密な相互関係を確立する。植物蛋白質と相互作用する分泌エフェクターの急速な進化に着目し,本研究ではS.reilianumとU.maydisとの配列を比較し,それら可変ゲノム領域を同定した。その結果,良く保存されたシンテニーゲノムではあるものの配列保存性の低い43領域が検出された。これら領域は主に分泌エフェクターをコードし,以前同定した毒性クラスターを含んでいた。これまで未知だったU.maydisの4つの多様性領域が毒性に関するものであることが分かった。これにより近縁種の比較ゲノミクスが毒性決定因子の同定に有効であることが明らかとなった。
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分類 (1件):
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遺伝子の構造と化学 
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