抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】前立腺癌(PCa)の診断における磁気共鳴分光法(MRS)の価値を評価すること。【方法】病理学によって証明された前立腺癌の19症例および良性の前立過形成(BPH)の7症例を,通常および造影剤増強MRIおよびMRSによって検査した。造影剤増強MRIの結果を,タイムシグナル強度曲線(SI-T曲線)で評価し,曲線をPCaまたはBPHに従ってI型,II型およびIII型として分類した。BPHのSI-T 曲線は,主にI型およびII型であった。III型はPCani最も現れた。MRSに対応する(コリン+クレアチン)/クエン酸比をMRS代謝マップに基づいて計算した。比率が0.99であるならば,症例はPCaである可能性がある。マルチボクセルの平均比率を疾患に対して計算した。すべての方法を対比して,診断の陽性率を評価した。【結果】PCaに対する(Cho+Cre)/Citの平均比率(2.26±0.52)は,BPH(0.60±0.37)より統計学的に高かった(P<0.01)。病理学と比較して,MRSを使用するPCa症例の診断は,MRIを使用する症例(P<0.05)よりも良好で,また,造影剤増強MRI)の結果よりもよかった(P<0.05。【結語】MRSはPCaおよびBPHの鑑別診断のために高い精度と特異度を持ち,PCaの診断に高い利用価値がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST