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J-GLOBAL ID：201102276686252286   整理番号：11A0813110

機能性流体 磁性流体のバイオへの応用

Biomedical Applications of Magnetic Fluids

著者 (1件)： 三田村好矩 (東海大 生物理工)
資料名： 日本AEM学会誌  (Journal of the Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics)
巻： 19  号： 1  ページ： 27-32  発行年： 2011年03月10日 
JST資料番号： L2703A  ISSN： 0919-4452  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 磁性流体は溶液中に強磁性体の微粒子を分散させたコロイド溶液である。液体でありながら,外部磁界に対して磁性体の様に振る舞う液体で,通常の流体には無い優れた特性を持ち,圧力シール,回転軸シール,比重選別,液体ダンパなど産業界で広く使用している。最近,磁性微粒子,磁性ナノ粒子,磁性粒子などの磁性担体の各種医学応用を目指した研究が進行中である磁性流体の医療応用例として,薬剤の磁気誘導,磁性流体ハイパサ-ミア(温熱療法),磁性流体温熱療法,MRIイメージング,磁性流体駆動人工心臓,磁性流体/磁石アクチュエータなどについて解説した。工業用使用と異なり磁性流体を医学に応用するとき,毒性が無く生体融合性の良いことが必要である。

シソーラス用語： *磁性流体 ,  *ゾル ,  強磁性体 ,  微粒子 ,  ナノ粒子 ,  粒子 ,  磁気誘導 ,  *温熱療法 ,  NMRイメージング ,  *バイオテクノロジー
準シソーラス用語： *コロイド溶液 ,  磁性ナノ粒子 ,  磁性微粒子 ,  磁性粒子

分類 (1件)： 磁性流体  (BM06090W)

引用文献 (14件)：

• ITO, A. Medical applications of functionalized magnetic nanoparticles. J Biosci Bioeng. 2005, 100, 1, 1-11
• Proceedings of the Seventh International Conference on Scientific and Clinical Applications of Magnetic Carriers. J Magn Magn Mater. 2009, 321, 10, 1335-1688
• SAIYED, ZM. Application of magnetic techniques in the field of drug discovery and biomedicine. Biomagn Res Technol. 2003, 1, 1
• RAHN, H. Tomographic examination of magnetic nanoparticles used as drug carriers. J Magn. Magn. Mater. 2009, 321, 1517-1520
• ALEXIOU, C. In vitro and in vivo investigations of targeted chemotherapy with magnetic nanoparticles. J Magn Magn Mater. 2005, 293, 1, 389-393

タイトルに関連する用語 (3件)： 機能性流体 ,  磁性流体 ,  応用