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J-GLOBAL ID:201102276858980394   整理番号:11A1612751

壁面緑化による省・創エネルギー効果とデマンド抑制効果の定量評価

Quantitative Evaluation for Energy Savings/Creations and Suppression of Power Demand Peak by Wall Greening Plants
著者 (6件):
資料名:
巻: PE-11  号: 80-85.130-137.145-148.166-170  ページ: 117-122  発行年: 2011年09月28日 
JST資料番号: F0788B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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省エネルギー対策の一つとして,壁面緑化も注目されているが,その効果を定量的に評価した研究はない。そこで,本研究では,住宅等の居住空間基本単位を想定したエコエネルギー実験施設「Green Cube」を使って,壁面緑化による省エネルギー効果を定量評価した。Green Cubeは,九州工業大学内に設置された住宅等の居住空間基本単位を想定した実証実験施設であり,屋根と床を断熱し,南側をガラス壁面としている。そして,内部に設置したエアコンの消費電力量を,遠隔から電力量計で収集するシステムを構築している。今回の実験では,Green Cubeに壁面緑化を施し,エアコンの消費電力量に基づいて,その省エネルギー効果とデマンド抑制効果を定量評価し,同時に,収穫植物の重量からのカロリーベースで,その緑化植物の生成したエネルギー量を計算し,このときの緑化植物の創エネルギー分を植物と同じ面積に設置した太陽光発電モジュールの夏期発電量と比較・検討した。その結果,デマンド抑制効果は晴れの日によく確認され,特に14時頃に一定の効果を示した。省エネルギー効果は晴れの日数日分の電力量データにより定量的に評価された。収穫した緑化植物の重量を測定し,カロリーベースでそれの生成した創エネルギー量を求めた。そして,壁面緑化の創エネルギー量を実際の太陽光発電モジュールの夏期発電量と比較・検討したところ,その太陽光エネルギー収率は発電モジュールを凌ぐことが明らかになった。
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分類 (2件):
分類
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公園,造園,緑化  ,  エネルギー消費・省エネルギー 
引用文献 (2件):
  • (1) 副島康正:「Device for Fixing Biomass-Based Solar Heat and Carbon Dioxide Gas, and House Equipped with Same Fixing Device] , International Patent (PCT/JP2009/065121), (2008)
  • (2) 木谷収, 柴田和雄:「バイオマスー生産と変換」, 上巻, 学会出版センター, p94 (1981)
タイトルに関連する用語 (5件):
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