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J-GLOBAL ID:201102277184720800   整理番号:11A1466803

miR-146a発現の障害は2型糖尿病において無症状炎症およびインシュリン抵抗性を結びつける

Impaired miR-146a expression links subclinical inflammation and insulin resistance in Type 2 diabetes
著者 (7件):
資料名:
巻: 351  号: 1-2  ページ: 197-205  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2型糖尿病患者は無症状炎症を示すが,その調節機構は不明のところが多い。血糖コントロールおよびインシュリン抵抗性に関連してその下流の炎症誘発シグナルとともにmiR-146a発現の役割を評価しようと考えた。研究対象者(それぞれn=20)は,臨床的に特性化された2型糖尿病患者および対照の非糖尿病対象者から成っていた。リアルタイムRT-PCRにより末梢血単核細胞(PBMC)におけるmiRNAおよびmRNA発現レベルを調べ,ELISAによりTNFαおよびIL-6の血漿レベルを測定した。対照の対象者と比べて2型糖尿病患者からのPBMCにおいて,miR-146a発現レベルは有意に減少していた。miR-146aの標的遺伝子のなかでTRAF6 mRNA発現は2型糖尿病患者において有意に増加したが,研究グルーブでのIRAK1のmRNAレベルにおいて有意差はなかった。対照的に,2型糖尿病患者において,NFκB発現レベルの有意増加があった。2型糖尿病患者において,TNFαおよびIL-6 mRNAのレベルにおける増加傾向があった。2型糖尿病患者においてSOCS3 mRNAレベルは増加しており,血漿TNFαおよびIL-6レベルも有意に高かった。miR-146a発現は,グリコヘモグロビン,インシュリン抵抗性,TRAF6およびNFκB mRNAレベルとTNFαおよびIL-6の循環レベルと負相関していた。miR-146aレベルの減少は,インド人2型糖尿病患者においてインシュリン抵抗性,不十分な血糖コントロールおよびいくつかの炎症性サイトカイン遺伝子とTNFαおよびIL-6の循環レベルと関連していた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
核酸一般  ,  遺伝子発現  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  糖質の代謝と栄養 

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