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J-GLOBAL ID：201102277233437028   整理番号：11A0948024

石油ディーゼルに対するバイオディーゼルの燃焼及び放出特性比較に関する数値研究

Numerical Study Comparing the Combustion and Emission Characteristics of Biodiesel to Petrodiesel

著者 (2件)： SOM S. (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  LONGMAN D. E. (Argonne National Lab., Illinois, USA)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 25  号： 3/4  ページ： 1373-1386  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 圧縮点火機関の燃焼と放出特性は内部ノズル流と噴霧挙動に大きく依存する。著者らの以前の研究は,石油ディーゼルとバイオディーゼルの物理的及び化学的特性の相違を明らかにしたが,これが内部ノズル流と噴霧挙動を大きく変えた。本稿はこれに続いて燃焼及び放出特性に与える燃料特性の影響をCFDモデルによって解析した。n-ヘプタンとブタン酸メチルを石油ディーゼルとバイオディーゼル夫々の代理人に選択した。両燃料の液体長さと火炎リフトオフ長さを文献値によって検証した。液体長さは常にバイオディーゼルに於いて長く,これが噴霧と燃焼間の相互作用を増加させた。環境大気同伴もバイオディーゼルで低かった。火炎安定化を両燃料の乱流燃焼推定によって分析したが,火炎伝播も孤立着火核も火炎安定性機構にはならなかった。火炎伝播速度は両燃料で類似した。バイオディーゼルは低い煤濃度を予測した。即時NOxはバイオディーゼルで高かったが,熱還元によって全NOxは低かった。このシミュレーションで予測された着火遅れとNox放出は文献で報告された傾向と一致しなかった;本研究は石油ディーゼルとダイオディーゼルのより良い代理人に対する必要性を浮き彫りにした。

シソーラス用語： *ディーゼル燃料 ,  *石油留分 ,  *燃焼特性 ,  *排ガス ,  排出物 ,  *比較 ,  研究 ,  *圧縮点火機関 ,  過程 ,  噴霧法 ,  ノズル ,  *モデル化合物 ,  *プロセスシミュレーション ,  *計算モデル ,  火炎伝搬 ,  着火点 ,  安定性解析 ,  着火遅れ ,  酸化窒素 ,  燃焼過程 ,  プロセス解析 ,  アルカン ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： *バイオディーゼル油 ,  エミッション ,  数値研究 ,  混合プロセス ,  噴霧プロセス ,  *CFDモデル ,  火炎伝播 ,  代理人 ,  NO_x ,  燃焼プロセス

分類 (4件)： 無触媒気相反応  (CB06050Y) ,  燃焼装置一般  (PA03010V) ,  圧縮点火機関  (PB02030N) ,  燃焼一般  (XE04010W)

物質索引 (2件)： n-ヘプタン ,  ブタン酸メチル

タイトルに関連する用語 (7件)： 石油 ,  ディーゼル ,  バイオディーゼル ,  燃焼 ,  放出 ,  数値 ,  研究