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J-GLOBAL ID:201102277466197779   整理番号:11A1469310

ショットガンcDNAクローニングによる絶滅の危機にあるカエルOdorrana ishikawae皮膚の新しい抗菌ペプチドの特徴

Characterization of novel antimicrobial peptides from the skin of the endangered frog Odorrana ishikawae by shotgun cDNA cloning
著者 (6件):
資料名:
巻: 412  号:ページ: 673-677  発行年: 2011年09月09日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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我々は以前に,絶滅の危機にある無尾類種,Odorrana ishikawaeの皮膚から9種類の新しい抗菌ペプチドの一次構造,抗菌活性およびcDNA前駆体を報告した。これらcDNAクローンは,開始コドンの上流に良く保存された約60bpの領域を明らかにした。この保存された領域を,ショットガンcDNAクローニング法に用い,O. ishikawaeの新しい抗菌ペプチドをコードする,更なるcDNAを明らかにした。344クローンの配列決定後,以前に同定されている,9種類の抗菌ペプチドに加え,皮膚ペプチドをコードする新しい13 cDNAsを同定した。これら13の特異なcDNAsは,各々がシグナルペプチド,N末端酸性スペーサードメイン,Lys-Arg/Lysプロセッシング部位およびC末端皮膚ペプチドを有する前駆体蛋白質をコードした。皮膚ペプチドは,パルストリン-2(2種類のペプチド;パルストリン-2IScおよびパルストリン-2ISdと命名),ニグロシン-2(1ペプチド;ニグロシン-2ISc),ブレビニン-1(1ペプチド;ブレビニン-1ISa),オドランナイン-M(1ペプチド;オドランナイン- MISa)および全く新しいペプチド(8ペプチド;イシカワイン-1~8)のメンバーであった。パルストリン-2ISdとオドランナイン- MISaは,狭い抗菌活性を示したが,パルストリン-2IScおよびニグロシン-2IScは,細菌に対し広い範囲の増殖阻害を示した。ブレビニン-1ISaは,グラム陽性菌と真菌に対し最も強い抗菌活性を示したが,グラム陰性菌,大腸菌には示さなかった。しかしながら,8種類の新しいペプチドは,これら微生物に対し増殖阻害を示さなかった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生理活性ペプチド 

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