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J-GLOBAL ID：201102277497315087   整理番号：11A1783005

立ち寄り利用を考慮した公共図書館の利用モデルと最適配置の特性

Properties of Utility Model and Optimal Location of Public Library Considering Halfway Stop

著者 (2件)： 磯野雄人 (都市再生機構) ,  岸本達也 (慶応大 理工)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 46  号： 2-3  ページ： VOL.46NO.3,45  発行年： 2011年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,駅への移動の途中で施設を利用する立ち寄り行動を考慮した確率効用理論に基づくロジットモデルを用い,これまで現象として述べられるに留まってきた「卵型」の圏域が形成される仕組みを説明する数理的モデルを提案した。施設の利用率の尤度を最大化する最適配置と最適規模を求める問題での計算例をすることによって,立ち寄りを考慮することによって施設の最適配置および最適規模の図書館計画にどような違いが生じるのかを明らかにすることができた。具体的には,東京都練馬区(図書館11館,駅26駅)を対象に,図書館毎の町丁目別利用者データを用いて尤度を最大化するパラメータを,Newton Raphson法で求め施設選択行動を推定した。

シソーラス用語： 移動 ,  *公共図書館 ,  *利用 ,  *ロジットモデル ,  *配置計画 ,  *最適化 ,  効用関数 ,  住居地区 ,  生活圏 ,  東京都 ,  図書 ,  新設 ,  規模 ,  選択
準シソーラス用語： 立ち寄り ,  練馬区

分類 (2件)： 教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (7件)：

• 栗原嘉一郎. 分館の利用圏域 公共図書館の設置計画に関する研究・5. 日本建築学会計画系論文集. 1972, 194, 45-52
• 鈴木勉. フロー需要に基づく施設配置モデルと需要構成が施設配置に与える影響. 日本都市計画学会都市計画論文集. 2002, 37, 115-120
• 栗田治. 立ち寄りを伴うトリップのための空間相互作用モデル-ウィルソンのエントロピー最大化法の一般化とその応用-. 日本都市計画学会 都市計画論文集. 2005, 40
• 大佛俊泰. 公共図書館までの移動コストと地理的特性の関係 図書館システムのもとでの利用構造 その1. 日本建築学会計画系論文集. 1999, 521, 133-139
• 北岡敏郎. 区域内外図書館からみた図書館の登録と利用の特徴 公共図書館の相互利用型ネットワークに関する研究 (2). 日本建築学会計画系論文集. 1998, 508, 67-73

タイトルに関連する用語 (3件)： 公共図書館 ,  モデル ,  最適配置