抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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連続したFe含有炭化けい素(SiC(Fe))繊維を,ポリジメチルシランとフェロセンからポリフェロカルボシラン(PFCS)前駆体の合成,次いで溶融紡糸,空気中のキュアリング,及びN2雰囲気中の1320°Cでの熱分解によって初めて合成した。この繊維と樹脂を用いて合成した構造材料は,2~18GHzの波長範囲で良好なレーダー波吸収特性を示した。PFCSを元素分析,IR,NMR,XPS及びその他のキャラクタリゼーションを用いて解析した。その結果,鉄元素がPFCSに導入された(inducted)ことが判明した;PFCSの構造が確立され,PFCSの骨格は-Si-CH2-から構築され,-CH3,-CH2Si,又は-Hが主鎖のSi原子に結合していた;フェロセンは鎖のSi原子と結合したシクロペンタジエニル環として存在しており,したがってフェロセンは鎖の交差基として作用した。HRTEM解析によると,連続したSiC(Fe)繊維は遊離の炭素,β-SiC及び非晶質SiCxO4-xから構成されていた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST