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J-GLOBAL ID：201102277738680784   整理番号：11A1929873

時間分解レーザ分光法で研究したTiO₂ナノ粒子中の一次光触媒反応

Primary photocatalytic reactions in TiO₂ nanoparticles studied by time-resolved laser spectroscopy

著者 (4件)： KATOH Ryuzi (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  KATOH Ryuzi (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  TAMAKI Yoshiaki (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN) ,  FURUBE Akihiro (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol.(AIST), Ibaraki, JPN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8109  ページ： 81090O.1-81090O.8  発行年： 2011年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パルス紫外レーザで励起したTiO₂中の正孔と電子の一次反応過程は,400~2500nmの広波長範囲の高感度過渡吸収分光法と,Nd-YAGレーザで励起して反射マイクロ波を測定する時間分解マイクロ波伝導度(TRMC)により既に報告した。ナノ結晶TiO₂膜をバブリング窒素中で30分紫外線照射した後,メタノールに浸した。捕捉法を用いたTiO₂ナノ粒子中の活性種の吸収スペクトルの帰属を行い,実時間の正孔とメタノールの反応を観測した。紫外線照射で生成したTiO₂中の正孔はすぐに表面で捕捉され,表面に吸着したメタノール分子と300ps以内の高速で反応する。しかしアセトニトリル等の溶媒に溶解させたメタノールでは,TiO₂表面吸着構造に多少の欠陥が生じ,正孔捕捉部位では300ps以内の高速で,捕捉できない部位では500nsの低速で反応する。TRMCを用いて強い光散乱試料中の移動電子を検出した。

シソーラス用語： 時間分解分光法 ,  パルスレーザ照射 ,  *紫外レーザ ,  *Nd-YAGレーザ ,  *酸化チタン ,  ナノ粒子 ,  一次反応 ,  光触媒 ,  *正孔 ,  電子 ,  過渡吸収スペクトル ,  計測 ,  電気伝導率 ,  *脂肪族アルコール ,  捕獲 ,  スペクトル線帰属 ,  欠陥 ,  脂肪族ニトリル ,  *二酸化チタン ,  マイクロ波反射測定
準シソーラス用語： スペクトル帰属 ,  マイクロ波反射計測 ,  捕捉

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  レーザ照射・損傷  (BK16040S)

物質索引 (2件)： アセトニトリル ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 分解 ,  レーザ分光法 ,  研究 ,  TiO2ナノ粒子 ,  光触媒反応